日頃より名古屋オルクスに多大なるご支援、ご声援を賜り、心より御礼申し上げます。

2024年11月16日（土）に開催された「名鉄観光プレゼンツ 名古屋オルクス ホームゲーム」をもちまして、名古屋オルクスの今シーズンの興行日程が終了いたしました。

最終戦は1,520名のご来場を頂き、名古屋におけるアイスホッケーの可能性を見た瞬間でした。

シーズンを通して、名古屋オルクスを支えてくださったファンの皆さま、パートナー企業の皆さま、そして地域や行政の皆さまのお力があったからこそ、私たちは戦い抜くことができました。また、施設関係者、報道関係者、設営・運営に携わっていただいたすべての方々へ、心から感謝の意を表します。

2023年度にサンエスオルクス（実業団）として誕生した私たちは、2024年度から名古屋オルクス（プロアイスホッケーチーム）として新たなスタートを切り、「愛知名古屋をアイスの街へ」というスローガンのもと活動してまいりました。
この地に新しいアイスホッケー文化を根付かせ、地域の皆さまにこのスポーツの魅力をお届けすることを何よりも大切にしてきました。この地域は指導者も少なくプロチームもなかった。東海から西日本にかけてアイスホッケーを広め、子供たちやアイスホッケーをまだ知らない皆さんにも夢と希望を届けたい。そのために、私たちは挑戦を続けています。

私たちは、地域の企業様とともに、アイスホッケーへの認知と関心を高める活動を続けております。名古屋オルクスは、決して多くを語らず、着実に実直にチームの基盤を築くことに注力してまいりました。新たな挑戦やアジアリーグ参戦、全日本選手権優勝への意欲を持ちながらも、地に足をつけて成長し、毎年進化していく姿勢が、私たちが大切にしているチームとしての謙虚さであり、業界に関わる皆さまへの最大の敬意と考えております。

私たちは「チャレンジ精神」もまた誇りにしています。
賛否の声があったかもしれません。しかし、アイスホッケー界に変革をもたらすために、私たちは挑み続けます。

ベンチャーチームだからこそできること、ベンチャーチームだからこそやらなければならないことがある。

地域の企業やスポンサーの皆さまと同じく、私たちも私たちにしかできないチャレンジを泥臭くも続けてまいります。それが、このチームの物語の一片なのです。

選手たちは、限られた環境や条件の中でも、全力で戦ってくれました。名古屋オルクスの選手たちを心から誇りに思います。そして、このチームを、そしてこの街を愛してくださる皆さまとともに、持続可能なチームを築いていく覚悟です。私たちは、常に黒字経営を維持してまいりました。これは、チームの存続と、地域の価値あるプロチームとして成長するための基礎であり、すべてのステークホルダーの皆さまへの感謝を込めた、私たちの責任でもあります。実態を行動で示しながら、私たちはこの素敵な競技に夢を託し進んでいきます。

シーズンを通して会場に足を運んでくださり、苦しい場面でも熱い声援で選手たちを鼓舞してくださったファンの皆さま、本当にありがとうございました。皆さまの応援が、私たちの力となり、大きな感動を届けてくれました。

引き続き、名古屋オルクスへのご支援とご声援を賜りますよう、お願い申し上げます。
来シーズンについては、決まり次第ご報告いたします。

名古屋オルクス
チーム一同

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